教育・研究トピックス

青柳 秀紀 教授が公益社団法人 日本生物工学会「第17回 生物工学功績賞」を受賞

生命環境系/微生物サステイナビリティ研究センターの青柳 秀紀 教授は、公益社団法人 日本生物工学会*「第17回 生物工学功績賞」を受賞しました(受賞題目:微生物機能・資源の開拓に資する培養技術の開発と利用に関する基礎的研究)。本賞は、生物工学に関する学術、技術の研究に顕著な功績のあった者に授与されるものです。授賞式・受賞講演は9月3日(日)〜5日(火)に名古屋大学 東山キャンパスで開催された第75回日本生物工学会大会において行われました。

*日本生物工学会は2022年に学会創立100周年を迎えました。

【業績紹介】生物工学会誌 第101巻 第7号, p. 336 (2023).

受賞者は,培養工学を主要な研究内容とし,生物種にとらわれず,自動気相部通気フラスコ培養装置などの新規な培養装置や難培養微生物を培養するための新たなデバイスを考案するとともにリン除去微生物を用いたプロバイオティクス研究など,応用可能な開発研究を展開し,顕著な成果を上げている.研究成果は,生物工学会の英文誌,レベルの高い国際誌に数多く掲載され,国内外で高く評価されている.これまで受賞者は,東日本支部長や英文誌編集委員,理事として生物工学教育委員会委員を長く務め,現在,学会の副会長として学会の運営・活動に大きく貢献し,学会の発展に尽力している.上記の理由により2023年度生物工学功績賞受賞者とした.

関連リンク:公益社団法人 日本生物工学会 
生物工学功績賞

 

 

青柳 秀紀(=>研究者総覧TRIOS

 

細胞機能開発工学研究室