教育・研究トピックス

ウズベキスタン国家地質鉱物資源委員会単一企業体リージョナルジオロジアとの国際交流協定を締結

2023年5月1日、この度、ウズベキスタン共和国のウズベキスタン国家地質鉱物資源委員会単一企業体リージョナルジオロジア(以下、リージョナルジオロジア)と筑波大学生命環境系との部局間交流協定が締結されました。本学からは生命環境系長・田中俊之教授と理工情報生命学術院長・江面浩教授、リージョナルジオロジアからは所長・Khaitov Nuriddin Baratovich氏がそれぞれ協定書に署名を行いました。

筑波大学生命環境科学研究科(現、理工情報生命学術院生命地球科学研究群)は、2020年3月にウズベキスタン共和国国家地質鉱物資源委員会付属国家地質博物館(以下、国家地質博物館)とウズベキスタン国内で採集された鉱物や岩石、化石のなどの所蔵物を活用した教育・研究部門における部局間交流協定を締結し、技術協力や共同調査など幅広い学術教育交流を行ってきました。

2021年9月には、生命環境系・田中康平助教と北海道大学の研究チームが、国家地質博物館が所蔵するウズベキスタン共和国の後期白亜紀(約9000万年前)の地層から見つかった恐竜の化石から、カルカロドントサウルス類の新種「ウルグベグサウルス・ウズベキスタネンシス」であることを突き止め、研究成果を挙げています。

リージョナルジオロジアは地質調査に関する高い技術と知識を有し、今回の交流協定調印により、ウズベキスタン共和国内での化石収集を含む野外調査研究が促進され、本学との学術交流における協力関係が一層強化されることが期待されます。

 

生命環境系長  田中俊之教授

リージョナルジオロジア所長 Khaitov Nuriddin BARATOVICH 氏


 Sherzod MAXMUDOV

理工情報生命学術院長 江面浩教授


左:田中康平 助教 右:生命環境系長 田中俊之教授

左:理工情報生命学術院長 江面浩教授 右:田中康平 助教

 

 

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ウズベキスタン国家地質鉱物資源委員会単一企業体リージョナルジオロジア