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研究科の概要

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研究科長からのメッセージ

    田中 博(生命環境科学研究科長)

はじめに
 生命環境科学研究科は、地球科学、生物科学、生物資源科学の基礎分野と、学際的な環境科学の4つ研究分野からなります。本研究科には博士前期課程4専攻、博士後期課程8専攻、および3年制博士課程1専攻と5年一貫制博士課程1専攻があります。本研究科の目的は、生命科学と環境科学に関する深い知識と研究能力を持ち、かつ、生命や人間を取り巻く地球環境、自然環境、社会環境を幅広い視点でとらえそこで発掘された研究課題に対して問題解決能力を持つ研究者、大学職員、高度専門職業人を養成することです。本学および本研究科の教育方針として「国際性」と「学際性」が両輪の目標に据えられており、その理念は「筑波スタンダード・大学院スタンダード」に纏められています。

充実した教育・研究環境
 本研究科では、筑波大学内でも最も活発な研究活動が行われており、多くの大型研究プロジェクトが採択・実施されています。そして、それらを基礎とした高度な教育カリキュラムが展開されています。本研究科には、全国共同利用研究施設である遺伝子実験センターと下田臨海実験センターがあり、他に農林技術センター農場部門と遺伝子実験センターを統合したつくば機能植物イノベーション研究センター農林技術センター演習林部門と菅平高原実験センターを統合した全国共同利用教育施設の山岳科学センター、放射性物質の長期的な影響を解明するアイソトープ環境動態研究センターなどがあり、これらと連携することで充実した教育と研究が行われています。
 筑波研究学園都市には国立、独立行政法人、企業の研究機関が多数あります。本研究科には、近隣の気象研究所、国立環境研究所、防災科学技術研究所や、農業・食品産業技術総合研究機構などの研究者に院生の研究指導を依頼する連携大学院システムがあります。このシステムにより、多くの研究機関の研究者が、本研究科の各専攻の連携大学院教授・准教授として配置され、本学の大学院生は各研究機関において最先端の研究指導を受けることができます。本研究科の大学院生は、恵まれた教育・研究環境のもと、最先端の研究を行い、研究成果を基に学位を取得し、学際的な広い視野をもつ国際的な研究者として、社会に羽ばたいてゆきます。

教育充実のためのチャレンジ
 筑波大学は、12ヵ国に13カ所の海外事務所を有し、68の国と地域の大学や研究機関、国際連合大学と合計 367件の交流協定を結んでおります(2018年4月現在)そのうち本研究科が関連している部局間協定は61協定です。生命環境科学研究科は、複数の大学院英語プログラム(グローバル30)を進めています。また、協定校との国際共同学位プログラムとして、ボルドー大学修士課程ダブルデグリープログラム(MS-DDP)、国立台湾大学MS-DDP、博士課程DDP、ユタ州立大学MS-DDP、中国地質大学博士課程DDPなどを展開し、筑波大学のグローバル化の牽引役を担っています。このような教育研究環境のもとで、本研究科の大学院生は筑波大学に入学しながら、世界をフィールドとして学ぶことができます。

研究充実のためのチャレンジ
 筑波大学は、平成25年に研究大学強化促進事業(文部科学省)の支援大学に選定され、平成26年にはスーパーグローバル大学創成支援事業タイプAに採択されました。今後は世界のトップ100大学に名前を連ね、グローバルにリーダーシップを発揮できる人材の育成を目標に定めています。これらの事業採択を受け、研究力の向上と研究成果の社会発信の強化に取り組んでいます。生命環境系では、生命科学、生物資源科学、環境科学の文理融合智を結集した「地球・人類共生科学研究機構」を設置して、研究成果の著名国際誌への発信、 開発した技術の社会還元、グローバル人材の輩出、そして筑波大学の国際ステータスの向上を目指して活動してきました。平成27年には創造科学技術推進事業(JST ERATO)に、野村集団微生物制御プロジェクトが採択され、多様な微生物の集団的振る舞いや、環境との相互作用の解明が進められています。

おわりに
 高等教育機関としての大学のミッションは、将来の我が国を牽引する優れた人材を育成し、世に送り出すことにあります。国内最高学府としての大学は、学生に高度な教養と専門的能力を培うために、それを下支えする先端的な研究活動により新たな知見を創造し、これらの研究教育成果を通して我が国の発展に寄与することが求められています。国際社会の急速な発展に伴い、知の拠点・高等教育の拠点である大学の果たすべき役割も拡大し、グローバル人材育成と大学の国際化・トランスボーダー化に向けた絶えざる変革が求められています。
 世界でトップクラスの大学に求められているのは、優れた先端的研究に裏打ちされた高度な教育であり、英知 (wisdom)を身に付けて自由な発想を持つ学生を世に送り出すことが社会への還元となります。そのためには、研究教育における自主性自律性、独自性と多様性が尊重されなければなりません。生命環境科学研究科は、グローバル化社会の中で活躍できる人材の育成を強力に推進しております。学生達は、この学位プログラムを終了することで、深く幅広い「英知 (Wisdom) 」を養い将来の国際社会を牽引する人材へと成長してくれるものと期待しています。



平成30年4月1日
生命環境科学研究科長
田中 博

 
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